MORITAのあゆみ
- 1968年
- 故田中角栄氏が代表を務めていた日本電建(株)の営業部で抜群の実績を上げた森田近春(現社長の祖父)が、同僚とともに独立し建設会社を立ち上げる。 住宅で使用する資材を輸入する際、仕入れで訪れた台湾の木彫工芸品に魅せられた近春は、埼玉県東松山市に森田商事(個人会社)を設立。木彫工芸品の卸売問屋を始める。
- 1980年
- 森田商事は木彫七福神の卸売りで全国シェア 50%を占めるまでに成長。 他にも虎・鷲・龍の特大木彫像や、象牙・珊 瑚・陶磁器工芸品や貴石工芸品、木彫仏像など取り扱い商材は多岐にわたり、台湾の木彫工芸品製造関係者の間で「木彫り王」と称賛される。
- 1993年
- 近春永眠(享年 81 歳)。孫の滋が二代目に就任。 先代の築いたビジネスモデルを10年継続すると心に決め業務にあたる。制作の現場へも足を運び、様ざまな素材や製造方法を学ぶ。
- 2003年
- 東京ギフトショーに初出展。自社の強みである“木彫の可能性”を広げる活動を開始。
- 2004年
- 有限会社森田商事を設立。森田滋が代表取締役に就任。高級高品質木彫造形物の OEM 受託を開始。 ガンダムやキングギドラなどアニメや特撮キャラクターの木彫フィギュアのほか、材質を問わず様ざまな造形物も手掛ける。武将やゴジラの高級高品質フィギュアのOEMも受託し造形物に関する様ざまなノウハウを蓄積していく。
- 2007年
- イスム誕生のきっかけとなった、ポリストーン素材の仏像「リアル仏像 四天王」を製造発売。 秋葉原のフィギュアショップに木彫仏像とともに展示したことが話題となり、テレビ東京 WBS(ワールドビジネスサテライト)で“仏像ブームの火付け役”とのタイトルで放映される。
- 2008年
- 仏像総合ブランド「仏像ワールド」立ち上げ。リアル仏像「阿修羅」「金剛力士」「吉祥天」発売。
- 2009年
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国宝阿修羅展(東京 / 福岡)開催に伴い、リアル仏像「阿修羅」がメディアで話題となり 注文が殺到。約2,000体が一気に完売となる。
10月 株式会社MORITA へ社名変更。
- 2011年
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4月 釈迦誕生日の8日、インテリア仏像ブランド「イスム」立ち上げ。
ウェブショップを中心に本格的に販売を開始。
9月には手のひらサイズの新ライン「TanaCOCORO[ 掌 ]」デビュー。
- 2013年
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5月 みうらじゅん氏とのプロジェクトによる「TanaCOCORO[掌] 蔵王権現」発売
11月 初の直営店「イスム 表参道店」オープン。イスムの仏像を直接見て、触れて購入できるようになる。流行最先端の地に登場した仏像専門店として話題となり、多数のメディアに紹介される。
また仏像ワールドギャラリーも併設し現代の仏師や木彫作家による価値ある仏像を発信。
- 2014年
- サイズも造形も実物の像に肉迫した最高峰のクオリティを誇る「S-Class」デビュー。
- 2017年
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4月 大分県豊後高田市より“町おこしの起爆剤”として制作を受託した「TanaCOCORO[掌] 大威徳明王」発売。9月 運慶研究の第一人者である山本勉氏を監修に迎えた「イスム 大日如来」発売。
- 2018年
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2月 業務拡張に伴い東京都千代田区へ本社を移転。埼玉県の旧本社は「株式会社 MORITA 埼玉ロジスティックセンター」と名称を変え継続稼働。