姿かたちのあるものは、いつしか壊れて無くなっていく運命にあります。修復が不可能になってからでは取り返しがつきません。
修理がきくうちに直す事が大切なポイントです。
仏像ワールドでは、弊社取り扱いの商品の他に寺院様のご本尊など、非常に古い仏像の修復もお受けしており、仏像修復に数多く手がける実績のある仏師が専任で修理を担当いたします。
修復方法
仏像の修復方法には、次の方法があります。
弊社取り扱い商品
- 販売時の状態に復元します
すでに安置されている歴史のある仏像
- 製作当時の姿を復元する新調仕上げ修復
- 製作当時の姿を復元しながらも、永い年月経過を表現する古色仕上げ修復
- 現状維持を目的とした部分的な修復
修復までの流れ
寺院様安置の歴史のある仏像の修復
![仏像を解体 仏像の仏身から台座光背、持ち物を取り外し、寄木の部分を全面的に解体します。飾り金具などもすべて取り外します。](images/img001.gif)
![汚れを洗浄 仏像にこびりついたホコリや汚れを、薬品を使ってしっかり洗い落とします。表面に塗ってある古い漆や金箔を全てはがし落とします。](images/img002.gif)
![木地不良部分の補足修復 仏像の木地や彫刻に傷んでいる部分があれば補修補足します。傷みがひどい部品はつくり直して交換します。](images/img003.gif)
![下地づくり・漆塗り 洗って十分に乾燥させた仏像の部品を表面が均一になるまで研磨し、漆を繰り返し塗り重ねていきます。同じ工程を何回も繰り返し、中塗りから上塗りへと仕上げていきます。](images/img004.gif)
![金箔押し・金粉蒔き 仏像の表面にムラなく均等に本金箔を押し、仏身の肌の部分には本金粉を蒔き仕上げていきます。](images/img005.gif)
![彩色 仏像の彩色をしてあった箇所には、彩色を施します。](images/img006.gif)
![飾り金具 仏像から外した飾り金具は金メッキをし直し、元の場所に取り付けます。](images/img007.gif)
![組み立て 仏像の各部品を取り付け、制作当初の元の姿に組み立て仕上げます。](images/img008.gif)
弊社取り扱い商品の修復
![確認工程 お客様から届いた商品を確認いたします。](images/img009.gif)
![修理方法の決定 破損状況から適切な修理方法と見積もり・納期をご連絡いたします。お客様の納得のいく方法で修理いたします。](images/img010.gif)
![修理工程 新品に近い状態に復元を行います。 例:木彫仏像の腕が折れた→折れた部分を接着します。接着による復元が困難な場合は、腕の部分を新調します。](images/img011.gif)
![お客様にお届け 修理が完成した仏像をお客様にお届けいたします。](images/img012.gif)
依頼方法
修理をご依頼いただく場合は、以下の流れでうけたまわります。
![STEP-1 仏像修復希望の旨、メール、お電話にてご連絡ください。 ※郵送またはメールで仏像の写真(正面、側面、背面など)を送って下さい。仮見積もり(修理の可否を含む)いたします。](images/img013.gif)
![STEP-2 仏像をご郵送いただきます。 ご郵送完了後、お見積もりいたします。※送料はお客様負担となります。修復キャンセルの場合など受取人払いの宅急便にて返品可能です。](images/img014.gif)
![STEP-3 お見積書(支払方法明記)を送ります。 内金又は全金ご入金確認後、受注書を送ります。](images/img015.gif)
![STEP-4 修復作業開始 ※当方の状況によって、修復完了までにお時間がかかることがあります。](images/img016.gif)